関東出兵
長尾景虎（ガクト）は、上杉憲政（市川左団次）を奉じて、
関東に出兵する。嘗て、関東管領が収めていた、関東を平定するため、
北条氏康（松井誠）を討伐へと下る。
義と秩序を重んじる、景虎のスピリットか・・・・
一方、由布姫（柴本幸）の忘れ形見、四郎が元服し、諏訪勝頼となる。
正式に、諏訪家の跡取りとなる。
勘助（内野聖陽）は、勝頼を見ながら、万感の思いとなる。
氏康は、小田原城で籠城策をとり、景虎と対峙する。
堅牢な小田原城は、１０万の景虎の軍勢を跳ね返す。
将棋で言えば、守りの将棋を得手の氏康。
毘沙門天の生まれ変わりと、自負する景虎。
ただ、重臣の宇佐美（緒形拳）は、
「親方様は、ただの人間だ」
と語り、景虎の驕りを心配する。
成田の妻、伊勢（井川遥）に亡き母の面影を見る景虎。
心を虚しふする景虎の、癒しとなる女性。
