2008-03-21 桜の国の女王 エッセイ 浅田真央の快挙に胸が熱くなった。 前半のジャンプの失敗から、よく立ち直り、 次々とジャンプを決めた浅田真央。 どこまでもチャレンジャーであり、諦めない桜の国の銀盤の女王。 彼女の指先のしなやかな美しさに、目を見張った。 豊かな表現力と高い芸術性が、演技に磨きをかけていた。 浅田真央は、185・56点で優勝。 彼女は金メダルの栄誉に輝き、世界の頂点に立った。 日本は昨年の安藤美姫に続く、 2年連続の世界フィギュアスケート選手権優勝となった。 大和撫子は、毅然とした美を世界に示した。 中野友加里も、瞠目すべき演技であった。