2008-05-19 わたしは死ねます エッセイ ふと思い出す、山口百恵の言葉がある。 「愛する人のために死ねますかと聞かれたんです」 「わたしは死ねますと、答えました」 帝国劇場での彼女の言葉。 さらりと、微笑んで語っていた百恵を思い出す。 当時、百恵は三浦友和と恋人宣言をしたばかりの頃。 優しさにつつまれた女神のような、 神々しい光を、身に纏っていた。