二人のアイドル

岡崎友紀と吉沢京子は、小学生時代好きなアイドルだった。
岡崎友紀はどちらかといえば、都会派で、
子犬とスヌーピーの似合う少女といった感じ。
岡崎友紀は、４年連続プロマイド売上１位の記録を持っている。
それまでは、映画女優の吉永小百合などが、プロマイド１位であった。
テレビアイドルの岡崎友紀が、プロマイド売上１位となり、
映画女優からテレビ女優へと、
時代の変わり目であったのかもしれない。

吉沢京子は、夏祭りに浴衣の似合う、素朴な純情少女といった印象。
影から支える、運動部のマネージャータイプのような女子高生。
今は、富士薬品の看板女優になっている・・・・
どちらも、何故か焼きもちを焼いて、
ふくれた顔をしたとき、すごく可愛かった。

テレビのアイドルは、この二人から始まったといっても、
過言ではない。
岡崎友紀の「おくさまは１８才」は、名作。
コミカルで明るいところが好きだった。
吉沢京子は、「柔道一直線」のミキッペもよかったが、
「サボテンとマシュマロ」も面白かった。
共演は、確か沖雅也。
沖雅也は、岡崎友紀とも、みつはしちかこ原作の、
「小さな恋のものがたり」で共演している。

岡崎友紀は、「ゲバゲバ９０分」にも出演しており、
若い頃から、コメディーが出来る稀有な女優だった。
先日、久しぶりに、岡崎友紀の「私は忘れない」をカラオケで歌った。

　　　北国の青空にさよならを告げたの・・・・

で始まる、アイドル岡崎友紀らしからぬ、
少し演歌調のふしまわしの曲。

私と同世代のホステスさんが、
「何となく聴いたことがある」と話していた。