課長島耕作


弘兼憲史原作の「課長島耕作」は、始め漫画で読んでいた。
それも、いきなり単行本で・・・・
サラリーマン漫画では、聖日出夫の「なぜか笑介」も面白かった。
弘兼憲史は「人間交差点」も好きでよく読んでいた。


私は、島耕作の名前の「耕作」から、
なんとなく彼の故郷は、農家なのかなと思ったりした。


さて、今回の島耕作役は、高橋克典
七三ヘアーの高橋は、特命係長只野仁の風貌にやや近いが、
矢島金太郎の熱血漢もある、そんな島耕作を演じている。


企業買収と解雇の板ばさみの中、
島耕作は、サラリーマンスピリッツ?で難局を乗り切ってゆく。
部下の大町久美子役の松下奈緒は、はまり役のような気がした。


課長島耕作」は、どちらかと言えば大企業のサラリーマン。
中小のサラリーマンからは、少しかけ離れた存在だが、
「そうだよな〜」
とうなずくサラリーマンも多いのではないか・・・・


やはり、島耕作は社長ではなく、課長の頃が身近な存在で、
一番魅力的だったように思う。