覚えてますか「きんさんぎんさん」


ああ、今日のお昼は、サッポロ一番でも作って食べようと思いながら、
テレビを付けると、きんさんとぎんさんの特集を放送していた。


見ているうちに、明治生まれの祖母の姉(大伯母)を思い出した。
祖母の姉は明治26年生まれ。
きんさんぎんさんは、明治25年生まれなので、ほぼ同世代。


大伯母(おおおば)は、丸顔でお酒もたしなみ、
どことなくきんさんに似ていた。
小学生の頃、度々祖母の姉宛てに、はがきを書いた。
何故、実の祖母でない大伯母に、
あんなに熱心にはがきを書いたのか・・・・
たぶん、はがきを姉が楽しみにしていると、
祖母に励まされたからかもしれない。


そういえば、官製はがきに、
大伯母の似顔絵を鉛筆で描いて、届けたこともあった。
「恋人からだよ、おばあちゃん」
と、家族の皆にひやかされたそうだ。


きんさんぎんさんを見ていると、
ほのぼのとした、雰囲気が画面の向こう側から伝わってくる。
まさに、きらめく100歳の笑顔。


先週は、色々なことがあり、
少々落ち込み気味だったが、
きんさんぎんさんの笑顔に、勇気付けられたような気がする。