篤姫再読


天璋院篤姫宮尾登美子著を再読している。
昨年10月、長野県に出張の折、汽車の中で読み始め、
上巻下巻を一気に読んだ。


テレビの「篤姫」は、
篤姫役の宮崎あおいの好演や、
家定役の、堺雅人のエキセントリックな演技に魅了された。


この本は本で読み物としてとても楽しく読了できた。
そんなこともあり、今回再読しようと思った。
薩摩藩の分家から、将軍の御台所にまで上り詰めた篤姫
それは、取りも直さず、大奥の主となることを意味した。
兎角、男の側から描かれることの多かった幕末を、
篤姫を通し、女性の側から描いたこの小説は興味深いものがあった。