中森明菜の「リ・フ・レ・イ・ン」


今日は、中森明菜の「リ・フ・レ・イ・ン」
を集中的に聴いている。
「リ・フ・レ・イ・ン」は、LP『POSSIBILITY』に収められている。
私が好きな歌詞は、


    さよならというより
    ありがとうといえる
    あなたがくれた
    かけがえのない 時間(とき)


    いろんな恋と
    すれちがったけど
    どこか嘘をついていた
    やさしいあなたに逢うまでは


松井五郎の詩のリリカルな余韻。
松井五郎は「恋の予感」をはじめとした、
玉置浩二の安全地帯の作品を多く手がけている。


サビの部分の


     抱きしめられて わたしの愛は
     あなたの胸に そっとリフレイン
     戻れない季節へと 連れて帰えって


情感のこもった明菜の歌唱が光る・・・・


そういえば、『リ・フ・レ・イ・ン』の中で、


      セピア色の吐息
      水彩画のような
      いつかあなたと
      撮った甘い写真


という歌詞があったけど、
昔彼と旅行に行った時の写真と言って、
彼の姿を切り取った、半分になった、
思い出の写真を見せてもらったことがあった。
オーバーオール姿の、ふっくらとした頬に、
どこかあどけなさの残るポートレートだったけ・・・