くちづけが怖い


久美かおりの「くちづけが怖い」をカラオケで歌うことがある。
1968年の歌。
ピンキーとキラーズの「恋の季節」と共に、
1968年度日本レコード大賞新人賞に輝いた曲。


あまりこの曲を歌う方はいないが、
若い女性の、恋への期待と怖れ、
そんな微妙なアンビバレントの感情のふるえが伝わる歌・・・・・
メロディもリリカルで繊細な印象がある。
出だしは「愛しているのにくちづけが怖い」から始まる。
そして、最後のフレーズは、


     あなたが怖いの
     だけどとても好きなの


久美かおりは、当時GS(グループサウンズ)ナンバー1、
ザ・タイガースの映画「世界はボクラを待っている」などに、
マドンナ役で出演していた。
ちなみに、私はどういうわけか、母とこの映画を見た記憶がある。
母はジュリー(沢田研二)のファンだったのだろうか・・・
映画の挿入歌「銀河のロマンス」が印象深い・・・・・