テレビが面白くない


最近テレビが面白くない。
これは、私だけの意見でなく、
老若男女を含め、
世代を超えて広がっている・・・・・


まず安価な作り方が如実に分かること。
下請けの制作会社にまかせっきりのような番組が散見される。
挑戦的な番組、実験的番組があまりみられない。
お笑いタレントのオンパレード。
バラエティのワンパターン。
安易なグルメもの。
ドラマも軽いものが多い。
何よりも物作りの体温が感じられないのだ。
オートメーションで作られたような、
画一的な、血の通わない番組が増えたのではないか・・・・
手作り感のある番組がもっとあっても良いのではないか。


例えば歌番組でいえば、
ひと昔前の「ザ・ベストテン」や「夜のヒットスタジオ
のような歌番組は皆無になっている。
其々の歌手に合わせた豪華なセットや様々な企画に、
スターを作り出すエネルギーを感じたし、スタッフの意気込みが溢れていた。
テレビは成熟期から衰退期に入ろうとしているのだろうか?


「テレビが面白くない」
この視聴者の言葉に真摯に耳を傾けることが、
番組作りの基本なのではないか・・・・・