夢の途中


一日シェーズロングで横たわり、うとうとしていた。
本を読んだり、テレビを見たりしていた。
うとうとしているとき、夢を見ているのだが、
覚えていない。


本は、「贅沢の条件」山田登世子著をパラパラ読んだ。
「贅沢はお金で買えるか?」がテーマ。
修道院からシャネル、白州正子を論じ、
「豊かさ」と「幸福」と「贅沢」を批評している。
特に現代社会の「タイム・イズ・マネー」の呪縛を批判的に論じている。


DVDは二コール・キッドマン主演の「ムーラン・ルージュ
テレビは、「天地人」と「プリティ・ウーマン」を見る。


天地人」は、次第に佳境へと入ろうとしている。
いよいよ直江兼続妻夫木聡)と石田三成小栗旬)の友情が、
巨大プロジェクトを作り上げ、権力者徳川家康と対決する。
それこそが、天下分け目の関ヶ原の戦いだ・・・・・


プリティ・ウーマン」でジュリア・ロバーツが、
バスルームでウォークマンを聴いている場面に、
時代を感じた。


今日はほとんど「タイム・イズ・マネー」
とは程遠い「夢の途中」のような一日だった。