MY FAIA LADY


オードリー・ヘプバーン主演の「マイ・フェア・レディ」を見ている。
この映画を見ると、とても楽しい気分になる。
イライザ役のオードリー・ヘプバーンは、チャーミング。
ヘンリー・ヒンギンス役のレックス・ハリソンも傲慢ながら、
英国紳士の風貌が漂うプロフェッサーに適役だと思う。


ヒンギンス教授の、
「どんな女性でも平等に扱う」
イライザの
「扱われ方で女性は変わる」
そんな感じの会話があったのが印象的。


階級社会のイギリスだからこそ、
話し言葉で、それぞれの階級が判明してしまう。
花売娘のイライザは、仕事と趣味が音声学のヒンギンス教授から、
礼儀作法から話し方まで徹底的に教育される。
それは、上流階級の淑女へのレッスンでもあり、
教授の実験でもあった。


プリティ・ウーマン」も現代のシンデレラストーリーだが、
どちらかというと、私はこのクラシカルなラブコメディー、
マイ・フェア・レディ」のほうが楽しめた。


監督は名匠ジョージ・キューカー
個人的には、イングリッド・バーグマン主演の「ガス灯」が、
ジョージ・キューカー監督の作品では一番好きだ。