方向性を決める


昨日は業界の理事会の議長を務める。
二時間のハードな会議だった。
業界団体を一般社団法人にするのか公益社団法人にするのか、
その方向性を決める会議となった。
結論は、公益社団を目指しながらも、
まず一般社団法人としてスタートをして、
力を付けて公益社団法人となるようにする。


自民党から民主党に政権が代わり、
天下りの問題から、
こうした社団法人や財団法人などの改革が進んでいる。
ただ、私たちの団体のように1円たりとも補助金を頂いていない団体からすると、
今回の公益法人改革は不公平なところも多々ある。
国や地方自治体から補助金を受けず、
会員の会費で運営している社団法人と、
潤沢な補助金を貰い、天下り先になっている公益法人と一緒にするのは、
如何なものか・・・・・


公益法人改革より普天間の問題で民主党は頭が一杯なんじゃないか」
とある理事が発言されていた。
確かに鳩山政権にとっては、日米安全保障条約の根幹に係る、
普天間基地の移設問題の方が、
公益法人改革より切実かつ重要な問題なのかもしれない。