眠れ良い子よ・・・


ある昼下がりの電車の中で、
2歳か3歳ぐらいの男の子が、
突然むずかって泣きだした。


しばらくお母さんがあやしていたが泣きやまない。
しばらくするとお母さんの歌声が、
かすかに聞こえてきた。
「眠れよい子よ・・・」
どうやら子守唄のようだ。
お母さんが子守唄を歌い出すと、
子どもはピタリと泣きやんで、寝てしまった。
子守唄はまるで催眠術のよう・・・・・
子守唄とは不思議な力があるものだ。