気になる歌手


堀江美都子の名前は、
なんとなく知っていた。
そして気になる歌手だった。


学芸歌手であった彼女が一躍認知されたのは、
キャンディ・キャンディ」のヒットからだろう。
大学時代の友人が、妹が好きなアニメだといって、
酒を飲むとこの「キャンディ・キャンディ」を歌っていた。
彼はオジサンと仇名がついていた。
そんな彼が歌うと、コミカルでみんなに受けていた。
当時まだ「オタク」という言葉はなく、
「マニア」という言葉はあったような気がする。


さて私の堀江美都子との出会いは、
紅三四郎」という少年漫画の主題歌だった。


   ♪紅い太陽 それより紅い
    胸に正義の 血潮が燃える


伸びのある彼女の歌声は、
当時少年が歌っているのかと思っていた。
1960年代で少年漫画の主題歌を女性が歌うのは珍しかった。


彼女の歌では「魔法のマコちゃん」ハクション大魔王の「アクビ娘の歌」
「金メダルへのターン」さすらいの太陽の「心のうた」が印象に残っている。
そして何故か今もくちずさむことがある。
最近は「超電磁マシーンボルテスV」の主題歌「ボルテスV」をよく聴いている。


堀江美都子は、昨年で歌手生活40周年を迎えている。
アニソンの女王として、今後も活躍していただきたい。