フランス革命記念日

昨日、７月１４日はフランス革命記念日。
この革命記念日はバスチーユ監獄襲撃と、
１７９０年の建国記念日を起源としている。
日本ではパリ祭として知られていた。
今はあまりパリ祭を祝う日本人やイベントは少なくなっている。
銀座の銀巴里が閉店して２０年。
美輪明宏は健在だが、
多くのシャンソン喫茶も銀巴里のように閉店している。
淋しいかぎりだ。
六本木のシャンソン喫茶メルシーが懐かしい。

フランスの革命記念のパレードがテレビで放映されていたが、
旧植民地の国々もパレードに参加していた。
フランス語でインタビューに答える旧植民地国の高官。
旧植民地国の会話はフランス語が主流となっている。
特に支配階級では・・・・
華やかなパレードに、昔日のフランス帝国主義の片鱗が見える。
言葉の帝国主義？は終わってはいない・・・

太平洋戦争に負けて、アメリカの占領下になった日本。
しかし、幸いにも日本の公用語は英語（米語？）にはならなかった。
日本の公用語は日本語だ。
自国の言葉が消失することは、
自国の文化が無くなるに等しいのではないか・・・・
シャンゼリゼ通りの軍事パレードを見ながら、
そんなことが頭に浮かんだ。