鎮魂の夏


昨日は広島原爆忌
広島に65年前に原爆が投下された日。
今回の平和記念式典には、嘗ての連合国側の米英仏が初参加した。
背景には、オバマ大統領が昨年目標として掲げた「核なき世界」の
実現に向けた核軍縮の高まりがあるのだろう。


各国のニュースは、平和記念式典を異例の扱いで報道している。
中東カタールの衛星テレビ、アルジャジーラなどは、
被爆地や被災者の方の写真を数多く発信していた。
アメリカに対するアラブの厳しい見方もあるのだろう。


広島の元安川を流れる赤い灯籠。
夕闇に溶けてゆく灯籠。
戦争や原爆で犠牲になった方たちを追悼する灯籠に、
鎮魂の夏を感じた。