ガラシャの汚名


        そそぐとは
         雪と綴りし
          ガラシャかな


逆臣明智光秀の娘という汚名(十字架)を背負いながら、
生き抜いた細川ガラシャ玉子。
ガラシャは罪深き者なればこそ救いを求め、
信仰を深めたのか・・・・


(そそぐ)とは『雪ぐ』と綴る。
父の汚名を雪いだ玉子。
燃えさかる炎の中、
雪のような白無垢で細川ガラシャ玉子は果てた。