終わり良ければすべて良し


今年は、代表を任されていた企業体の解散があった。
従業員の雇用の確保に努めての解散。
攻めるより撤退のほうが困難を極めるというが、
まさにその通りだった。
幸い、従業員は企業体の各社に配置転換をして、
解雇することなく27年の幕を閉じることができた。


運命共同体と常々言っていた得意先の担当から、
「ビジネスライクですから」
と契約解除の書類を受け取った昨年の12月30日。
あの夜、悔しさで眠れなかった。
10社をまとめながらの運営は、
年長者の副代表の支えがあったからと感謝している。


代表者に就任した時、
「最後の代表になるよ」
そう言っていた副代表。
彼も最後の副代表になってしまった。


終わり良ければすべて良しか・・・・