娘の涙パパの涙


ガールズバンド、この言葉を衆目にしたのは、
PRINCESS PRINCESS (プリンセスプリンセス
奥居香ボーカルの5人編成のガールズバンド。
当時、バンドといえば男だった時代に、
女性バンドは異色の存在だった。
プリンセスプリンセス、通称「プリプリ」の登場で、
ガールズバンドも増えたのではないか。
時代はバブル景気の頃だった。


知り合いのスナックのママさんもそんなプリプリの世代。
自らも学生時代ガールスバンドでボーカルをしていた。


先日そのママさんの誕生日で、
プリプリの「パパ」を彼女にリクエストした。


   ♪パパに合わせたい人がいるの・・・


から始まるこの曲。
娘が恋人をパパに紹介する、
そんなシチュエーション。


途中感極ってママさんが涙ぐむと、
お店のお客さんもシーンと静まり返った。


   ♪私が生まれた日の写真には
    慣れない手つきで私を抱くパパの笑顔


そんな歌詞にママさんはパパのことを思い浮かべ、
グッときたのかもしれない。
当日は、ママさんのお父さんはいらっしゃらなかったけど、
こんな歌詞を娘に唄われたら泣いてしまうかも・・・


    パパの子に生まれてきてよかった