スタグフレーションに注意


コーヒー豆・小麦・砂糖などの原材料が値上がりしている。
原材料の値上げは、食料品の値上げに連動する。
新興国の経済成長で、食生活が変わり、
嗜好品などの需要が伸びていることがある。
例えば、ロシアではコーヒーの消費量が3年で6倍になっている。
一杯のコーヒーの楽しみに影響しかねない。
さらに世界的な天候不順もある。
オーストラリアのサイクロンの被害で砂糖も値上がりしている。



気になるのは小麦の値上げの動きだ。
小麦が4月に2倍に値上がりする可能性がある。
小麦は色々な食品の材料になっている。
パンや麺類など、わたしたち食卓に必要な食品の値上げにつながる。


食料を輸入に頼っている日本。
デフレといいながら、
国債の格付け低下やこうした食料品の値上げ。
スタグフレーションにも気をつけるべきだろう。


スタグフレーション 不況と持続的な物価上昇が共存する状態。