2011-04-11 鉄道員(ぽっぽや) エッセイ セーラー服の雪子(広末涼子)を見ていたら、 涙が止まらなくなっていた。 鉄道員(高倉健)は生後間もなく、愛娘を亡した過去があった。 ある雪の晩、彼の前に赤いマフラーの娘が現れる。 その娘は彼の娘だった。 娘に味噌汁を振る舞う父。 父に手料理を食べさせる娘。 ふと台所の後ろ姿に亡き妻(大竹しのぶ)の姿を見る男。 美しい娘と至福の時を過ごし、 鉄道員(ぽっぽや)として男は逝く。 私の中の記憶とあまりに重なるこの映画・・・・ 滂沱の涙が、何故か心を浄化させていた。