大人の流儀


伊集院静の「大人の流儀」を拾い読みしている。
実に面白い。
ニヤニヤしたり、頷いたり、遠くを見たりしながら、
気が向くと頁を捲る。


「人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている」


「どんな生き方をしても
 人間には必ず苦節が一、二度むこうからやってくる。
 そんな時、酒は友となる。」


彼のそんな文章を読んで、
ああ成るほどと思う。


何故か無性に旅に出たくなった。
会社とか組織を忘れた、
無所属の時間を過ごしたくなった。