保険金満期500ドル


「保険金満期500ドル」
何故かこのフレーズをよく覚えている。
「バンカース」か「人生ゲーム」にあった人生のひとコマ。
そういえば、人生の満期(死)に生命保険は支払われる。


NHKドラマ「ラストマネー愛の値段」を見た。
重厚にして緻密なシナリオで面白い。
生命保険という身近でいて、
実は実態があまり分からない存在を、
様々な人間模様を通して浮き彫りにする。


愛する人への最後の贈り物」
「外れのない宝くじ」
とも言われる生命保険。
人生の中でもっとも高い買い物のひとつでもある高価な商品。
毎月2万円で1年で24万円。
45年掛ければ1000万円。


伊藤英明演じる向島は生命保険会社の査定部、
「特殊案件調査グループ」に所属している。
この部署は、いわくつきの案件の支払いの可否を調査する。
クールで頭脳明晰の向島だが、
保険の支払いで苦い過去の経験があるようだ。
他にひと癖ありそうな謎の女を高島礼子が演じている。


「保険は愛する人への最後の贈り物ですか・・・」
と後輩社員が問いかけると、
「保険は魔物さ・・・」
と話す向島が印象深かった。