小さな恋のメロディ


小さな恋のメロディ」を見る。
舞台は1970年代のイギリス。
伝統的な学校に通う少年と少女の恋の物語。


ロッコに乗って大人たちからエスケイプする少年と少女。
大人たちからの旅たちを象徴しているかのようなシーン。
小学生だった私は自由な若葉の風を感じていた。


当時「スター千一夜」のスポンサーが旭化成で、
この「小さな恋のメロディ」の
ロッコを漕ぐシーンを使っていた。
ダニエル(マーク・レスター)とメロディ(トレイシー・ハイド
ビー・ジーズの「メロディ・フェア」の甘い声が流れる。


学校をサボって海で遊んでいたことで、
校長先生に説教をされるダニーとメロディ。
「結婚の意味を知っているのかね」
と校長先生に尋ねられたダニー。


『僕たちはいつも一緒にいたいと思っているんです
 それが結婚なんです』


毅然と答えるダニーは男らしくカッコ良かった。


初めて外人の女の子に憧れたのが、
メロディ役のトレイシー・ハイドだった。
長い髪とつぶらな瞳。
子リスのような笑顔。
勿論、マーク・レスターは稀代の美少年だった。