三代目は東京スカイツリー


昨日は東京スカイツリーの施設見学。
総勢50人の見学会となった。
私は知人と電車を待ち合わせて一足先にスカイツリーへ・・・


350メートルからの眺望は東京のパノラマが拡がり絶景。
何処までも続くビル。
大きな公園が、
ビル群の狭間でパセリのように見える。


いつしか私は子供の頃見た東京タワーからの景色を思い出していた。
あれは150メートル展望台からだったが、
本当に素晴しい眺めだった。
高層ビルは、霞ヶ関ビルと東京貿易センターぐらいしかなかった。
そういえば明治生まれの祖母は、
浅草の「凌雲閣」からの眺めの素晴しさを話していたっけ・・・
「凌雲閣」は「雲を凌ぐほど」から命名された、
大正時代に建てられた12階建のビル。
あの関東大震災で一部が崩壊した。
「凌雲閣」は帝都東京の象徴的建築物だった。
大正の「凌雲閣」昭和の「東京タワー」平成の「東京スカイツリー
東京スカイツリーは三代目か・・・


スカイツリーから東京を眺めながら、
東京は生きている、
そんなことを感じた。


東京スカイツリーの近辺は、
私の育った蒲田に似た東京の下町だなと思った。
やがてこの町も変わり、
「町」が「街」に変貌してしまうのかもしれない。


スカイツリーの見学の後は、
屋形船で東京湾へ・・・・
幹事の方が若手女性歌手とコンパニオンを呼んでくれ、
宴会も盛り上がった。
「かわいいよ」
の掛け声もあちこちから・・・


船内で揚げた、
熱々のメゴチや海老の天婦羅に舌鼓みを打った。
海風が心地よく、
お台場の夜景はいつになく潤んで見えた。