二大政党から政党乱立へ


野田首相が解散を宣言して、
12月16日の師走選挙となった。
アメリカやイギリス型の二大政党制を目指して、
大同団結したのが民主党だったのではないかと思ったが、
今回の衆議院選挙では11政党が乱立する選挙となった。
雨後のタケノコのように合従連携しながら選挙前に政党が誕生している。
民主・自民・第三極になる過度期なのか?
11党首が公開討論をしたが、
それぞれ看板はあるのだろろうが、
どうも分かりにくい。
例えば、原発0にしていく道筋には、
電力料金は上がる局面があるということだ。
国民にその覚悟の上で原発をなくすことを訴えなければ、
ポピュリズムでしかない。
大きな政策の転換には、小泉首相ではないが痛みを伴う。


マニフェストが流行りだしてから、
どうも懐が深い政党が消えてしまったようだ。
原発」「消費税」「TPP」「安全保障」「社会保障」 
など争点はあるがどの政党に投票したらよいか迷うところだ。
ただ現実には、
政治空白が続く中で株価は上昇し、
円高が是正されつつあることだ。