秋の気配


「秋の気配」と言ってもオフコースの曲ではない。
天気図に秋の気配が登場してきた。
四季のある日本、どんなに猛暑でもこのまま夏は続かない。


本日8月19日の天気図を見ると、
大陸に秋の高気圧が登場している。
いままでは、低気圧があったところである。
この高気圧のあるモンゴルの首都ウランバートルでは、
8月17日・18日と最低気温が10度を下回っている。
息を吐けば白くなる気温だ。
そしてもう一つは前線。
この前線がゆっくり北海道から東北へと南下してきた。
この前線の北側には秋の空気がある。
この大陸の秋の高気圧と南下する前線こそ秋の気配を表している。


一週間後の月曜日には、
大陸の移動性の高気圧によって前線が南岸まで下がり、
東京地方も熱帯夜から解放されるかもしれない。
南高北低の夏の気圧配置から、
周期的に高気圧と低気圧が日本列島を通過する秋の気圧配置に変わる。
また日本の南海上には台風もある。


首都圏の水がめの利根川水系の貯水量が減っている。
貯水率も50パーセントを切った。
水不足が心配される。
前線と台風の動き次第で、
関東地方にもまとまった雨が降るだろう。