黒船到来・・


先日、ある中堅生命保険会社の所長さんと四方や話をした。
TPP(環太平洋戦略的連携協定)の話になり、
アフラックとかんぽ生命の業務提携の話題から、
所長さんが生保業界の地殻変動が起こりつつあることを話していた。
「将来日本もアメリカのように個人の保険も売買するようになるかもしれませんね」
と生保の所長。
「電話の加入権みたいですね」
と私。
「自分の必要としている保険を買ったり、
 必要なくなった保険を売ったり、
 そうした保険の自由化が外圧であるかもしれません」
と所長。
「個人個人がライフステージを自分で設計する力をもつことが必要になるということですか」
「どちらにしても黒船到来、規制緩和に向かってゆくんですね」
と私が感想を述べた。


そして漠然と考えているのは、
もし保険の自由化になったとき、
生命保険の寄付の制度があればな・・・
難病の子どもたちにお金だけでなく、
加入している保険を寄付(譲渡)すること、
勿論、無税で、そんなことを思った。