北海道は厳重警戒を


日本海を急速に発達している低気圧が明日の朝には、
北海道付近で948ヘクトパスカルまで強まる。
今回の爆弾低気圧を台風に例えれば、
風速15メートル以上の半径が800キロ以上で超大型だ。
そして熱帯生まれの低気圧である台風より温帯低気圧のほうが、
より広い範囲に強風をもたらす。
北海道では最大瞬間風速が50メートルと予測されている。
トラックなど車が横転し、電柱が倒れるほどの猛烈な強風。
それも雪を伴うので猛吹雪になる。
明日は北海道をはじめ各地で交通機関の乱れが予想される。


今年は、日本海の海面水温が15度と高い。
そして北極からの寒気も強い。
海面水温と上空の5300メートルの気温差が50度以上になると、
先日のような豪雪となる。
まさに大雪のメカニズムだ。


明日の日本列島は強風、大雪に警戒。
特に北海道は数年に一度あるかないかの吹雪となる冬の嵐。
厳重警戒だ。