楽しかった懇親会


千葉県の木更津で業界団体の支部総会が開催された。
木更津駅からタクシーに乗ると、
田圃では既に田植えが始まっていた。
一羽の白鷺が田圃に起立していた。
遠浅の金田海岸では潮干狩りも行われて、
春本番といったところ。
総会は支部長が議長となり、支部の平成26年度の決算、
平成27年度の事業計画及び予算計画も承認された。


そしてお楽しみの懇親会になった。
みなさん浴衣姿でリラックス。
支部長の挨拶の後、
乾杯の発声を私がして楽しい宴会が始まった。
今年は、二十代、三十代の若手の会員が目立った。
皆さん、正座をしてお酌をしていた。
私も二十代、三十代の頃、
業界の先輩にお酌をした思い出が甦った。
同業者の営業部長にどんぶりに日本酒とビールを並々入れられて、
「新人さん飲んでよ」と、
イッキ飲みをしたのを覚えている。


宴会も佳境となり、
支部長を中心に若手が車座になっていた。
熱く支部長が語っているようだ。
支部長は元高校球児の偉丈夫。
ゴルフはコンスタントに80を切る腕前。
首には太い金のネックレス。
腕にもこれまた太い金のブレスレット。
声もだみ声で迫力がある。
5〜6人の若い衆に囲まれた支部長が若頭のように見えてきた。


この宴会で思いがけない部分を?褒められた。
私の前に座ったコンパニオンがジッと下を見ている。
「もしかして浴衣がはだけてパンツでも見えたかな」
などと思っていたが、
「足がきれいですね」
とコンパニオンに言われ、
「そうか足を見てたんだ」
と納得した。
「お肌が白くて爪の形もいいし」
手を褒められたことはあったが、
女性に足を褒められたのは初めてだ。


宴会は会員のリクエストで30分延長をして、
和気藹々の中、副支部長の閉めでお開きとなった。