冬木立の美術館


今日は、千葉県佐倉市にある川村記念美術館で美術鑑賞と庭園を散策。
ヨーロッパの古城のような美術館は冬木立に囲まれていた。
冬木立が哲学者のような、何か深く沈思している雰囲気があり印象的だった。
いつしか葉を落とした冬木立の枝が、
ロダンの「考える人」のように頬杖をついているように見えてきた。
「雑念という葉を落とし心を裸にする・・・」
そんなことば浮かんだ。


庭園内のレストランで少し早めのランチを取った。
店内はまだお客も少なく、
丁度、池が見渡せる席に案内された。
食事が運ばれるまで、
レストランの窓越しに回遊する白鳥をぼんやり眺めていたら、
二匹の白鳥が向き合い、キスをしているようで微笑ましかった。


ランチはパスタのコース。
オードブル・釜揚げシラスと冬キャベツのパスタ。
暖かなパン・レモンティ・デザートはイチゴのシャーベット。
釜揚げシラスと冬キャベツのパスタは殊の外美味しかった。