異国の女優達


その夜、ふと私がくちずさんだのは、「ラ・ブーム」のメロディだった。
心地よい酔いと満月の空の下。
ディスコのチークタイムの定番だった「ラ・ブーム
あの頃、あの場所、あの女の子、青春時代。
ソフィー・マルソーはキュートだったな・・・



私が思春期の入り口で、初めて心ときめかせた異国の女優は、
小さな恋のメロディ」のメロディ役のトレーシー・ハイドだった。
彼女のバレーのレッスンシーンに彩を感じた。


「テス」のナスターシャ・キンスキーのその瞳は、サファイアのようでした。
青い珊瑚礁」のブルック・シールズもとても魅力的な異国の女優。
 孤島で成長した若き男女、知識を脱ぎ捨てた裸の性の芽ざめ、
 あるがままの男と女の初体験。
そして赤い実の悲劇がふたりに・・・


若き日にあこがれた異国の女優達は青春の残像か・・・


そして忘れられない異国の女優
それは「カサブランカ」のイングリット・バーグマン