ホリエモンのラマダン

ライブドア事件で、証券取引法違反に問われていた、
前社長堀江貴文被告(32歳)が、保釈された。
94日ぶりに、東京拘留置所を出ることとなった。
8キロ痩せたホリエモンの顔は、以前より好青年の面持ちがあった。
拘留中の、ホリエモンは読書三昧で、司馬遷の「史記
を読み、ハングル語を勉強したそうだ。
史記」を読むことで、歴史を学び自らの経営を省みたのかもしれない。
また、ハングル語を学ぶことは、アジアへの進出の構想の、
一環なのかもしれない。
何れにしても、沈思黙考の境地である。
宮本武蔵が、剣の強さだけでなく、自らの内面を磨くことを悟り、
読書三昧の日々を過ごしたことがあった。
「生き急いでいたのかもしれない。」と、回想するホリエモン
ホリエモンも、武蔵と同じ心持ちで、拘留の日々を送ったのだろうか。
時代の寵児として、事業の拡大と利益の追求を目指し、
突き進んで出来たホリエモン
今回のライブドア事件は、ホリエモンの人生にとって、
高い授業料となったことは、確かなことだ。
ホリエモンは、下界の様々な情報を遮断し、読書に没頭することで、
むしろ、明鏡止水の心境となることが出来たのではないか。
ホリエモンラマダン(断食)の日々は、新たな彼の、
起死回生のチャンスとなるかもしれない。



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