希望は捨てません


冬吾(西島秀俊)は、自分を責める苗子(寺島しのぶ)を励ます。
「目がわるければ、兵隊に採られないで済む」
「親孝行な、めんこい子だ」
「めんこい」とは、なんと優しいお国訛りだろう。
津軽は寒い国だが、津軽弁は温かい。
桜子(宮崎あおい)は、希望は捨てない。
「ジャズを習いたい。」と言う。
目の不自由な、甥っ子に音楽を教えるためだ。
苗子は、冬吾が肉体労働をしていることを、
桜子から聞き、冬吾の働く工場に駆けつける。
そこで、激しく冬吾を詰るのだった。
今回は、冬吾の方言と歌に癒された。