人気ジャズ30一気に演奏

演奏されたジャズ名曲30曲の中で、
私が知っている曲は、半分くらいだった。
まあ、ジャズファンの若葉マークだろう。
それでも、学生時代はジャズ研の友人の影響で、ジャズをよく聴いた。
マイルス・デイビスジョン・コルトレーンを知ったのもその頃だ。
アスペクト・イン・ジャズ」という油井正一がパーソナリティー
ラジオ番組をよく聴いていた。
また、小説家の村上龍のNHKのラジオ番組があり、
そのラジオでも、村上龍がよくジャズを紹介していた。
彼が、番組で自らジャズを歌ったこともあった。
確か、ゲストが小説家の今は亡き、中上健次だったと思う。
最後に、二人で「シバの女王」を歌ったのを覚えている。

今日の「題名のない音楽会」で印象に残った曲は、
フランク・シナトラで、ヒットした「夜のストレンジャー
デューク・エーリント楽団の「フラミンゴ」
セロニアス・モンクの「ラウンド・ミットナイト」
これは、ルイ・マル監督の「死刑台のエレベーター
のテーマ曲だ。
酒とバラの日々」「いそしぎ」「私のお気に入り」
などである。
酒とバラの日々」と言う題名、オシャレだなと思う。


そして、第1位の『スイングしなきゃ意味ない』
は、まさに名曲。
この曲から、連続テレビ小説の「純情きらり」のヒロイン、
有森桜子の姿が浮かんだ。
人生、ハートがスイングしないと楽しくないだろう。
スイングとは、心ときめくこと、感動すること。
桜子の生き方に、通じるところがある。
ジャズのスピリィツを『スイング』に感じる。


因みに、羽田健太郎氏に、「クレオパトラ・ドリーム」を
弾いてほしかった。
数々の名曲を聴いていると、渋谷のjazz喫茶「スイング」で、
リクエストした頃を、懐かしく思い出した。