ライス国務長官と小池百合子


ライス国務長官が、米国大統領の名代として、
韓国、中国を訪問した。
東奔西走の多忙な日々だ。
しかし、彼女の表情は、水を得た魚のように活き活きしている。
中国の胡錦涛(こきんとう)国家主席との会談でも、
一定の成果をあげている。
胡主席は、「北朝鮮の核実験実施に断固反対」
「国連安保理決議に賛成する」
ことを、明確に表明した。
一方、小池百合子首相補佐官も、外交で麻生太郎外務大臣とは別に、
精力的に活動している。
日本と米国、小池首相補佐官とライス国務長官
二人の国際派の知的女性が、イランの核開発、
北朝鮮の核実験問題解決で、重要な役割を果たしている。
ただ、中東に強い小池百合子首相補佐官を、安倍晋三首相は、
イラン問題担当にさせようとしている。
小池百合子首相補佐官は、ライス国務長官を意識しているのではないか。
アメリカの国務長官のように活躍したいのかもしれない。
今日は、10・21国際反戦デー、
1966年にアメリカの北爆に抗議するため、総評の呼びかけで始まった。