初詣
成田山新勝寺に初詣をしてきた。
まだまだ参詣の人も多く、参拝まで30分程度待つこととなった。
毎年恒例にしているので、なんとなく初詣をしないと、
心が晴れ晴れとしない。
ものぐさな私だが、恒例ごとは欠かさない。
成田山新勝寺から、家内安全と商売繁盛のお札をいただき、
家内安全は家に、商売繁盛は会社にそれぞれ飾る。
それにしても、外は木枯しの風が強い。
今日は、名古屋や京都でも薄っすらと雪が積もったそうだ。
シベリヤから冬将軍がやってきた。
そして私は、小椋佳のコンサートを視ている。
「シクラメンのかほり」が流れる。
クリスマスに頂いたシクラメンは美しく咲いている。
疲れを知らない子供のように
時がふたりを追い越してゆく
呼び戻すことができるなら
ぼくは何を惜しむだろう
木枯しのビュービューという風の音と、
小椋佳の叙情的な歌声が、なんだか青春の郷愁を誘う。
恋はするもの
されるもの
いえ してしまうもの
そんな歌がさざなみのように胸に響く。