鏡開き


今日は鏡開きだ。
会社で鏡開きのお汁粉を食べた。
このお汁粉は、毎年恒例になっている。
毎年ある方から、お年賀で私が虎屋のお汁粉の素を頂く。
それを会社に持っていくのだ。
会社の女性の事務の方が、鏡開きに合わせて、
お汁粉を作ってくれる。
年始まわりをして、小腹もすき、少し体も冷えていたので、
美味しく頂けた。


最近の会社は、家族的な雰囲気の会社が少なくなってきている。
まずは、競争社会、そんな甘いことではだめだと、いったところか・・・
しかし、どこかホットしたひと時もあってもいいのではないか。
昔ながらの日本の風習を、会社の仲間で楽しむのもほほえましい。
世知辛い世の中で、そんなイベントも心の凝りをほぐしてくれる。


日本人は春夏秋冬を上手に楽しんできた。
花見、七夕、お月見、鏡開き等。
心の余裕は、明日の仕事の活力になる。


甘い物を食べるときの、女性達の幸せな顔。
一杯の鏡開きのお汁粉に、会話も弾む。
彼女達の心の凝りも、少しは和らいでいただけたろうか・・・
それにしても、女性は甘い物が好きだなと感心した。