60歳の選択


私と同じ業界の理事をされている方が、
一ヶ月、奥様とタイのチェンマイに行かれている。
会社は息子さんが既に社長をされ、ご自分は会長に就任されている。
会長は、今年60歳になられる。
私と会長は、業界の理事になったのが、同期ということもあり、
親しくお付き合いさせていただいている。


韓国ソウルで行われた業界の世界大会の折、
会長は将来の、海外生活の話をされていた。
奥様とタイで生活されるのか・・・・
若しかしたら、日本とタイの二重生活をされるのだろうか・・・・
グアムも良いと言っていたが、世界の様々な所でロングステイをして、
どの土地が、自分に一番合うのか体験滞在されるのだろうか。


先日の異業種交流会でも、海外のロングステイが話題になった。
団塊の世代が60歳となり、定年を迎える。
それぞれの方が、60歳の選択をすることとなる。
外資系証券会社の元重役の方が、東南アジアでは、
日本の団塊の世代の定年を見越して、日本人が住みやすい環境を、
整えているらしい。
日本では、経済産業省の外郭団体、ロングステイ財団が、
海外滞在型余暇の普及と啓発活動をしている。
昔の、移住とは違う海外でのライフスタイルが確立しつつある。


会長が今、体験滞在されている、タイを始めとした東南アジアは、
比較的日本人が住みやすい環境のようだ。
ライフスタイルも多様化、国際化してい来ているなと身近に感じた。