きよしとこの夜


きよしとこの夜」に秋吉久美子南こうせつが出演していた。
秋吉久美子は、かぐや姫の歌、「妹」「赤ちょうちん」をモチーフにした、
映画に出演していた。
当時、桃井かおりと共にシラケ世代の先端を行く女優だった。
私の家庭教師が、秋吉久美子と同世代で、日大芸術学部映画学科の学生で、
秋吉久美子の初主演の「16歳の戦争」のことを語っていた。
「16歳の戦争」は、早稲田大学の学園祭でも上映したように記憶している。


氷川きよしが「ふれあい」を歌っていた。
熟女のプリンスらしい、正統派の歌唱。
年下好きの秋吉久美子は、氷川きよしとの共演で、なんとなく嬉しそうだった。
秋吉久美子は、26歳年下の日系2世の映像クリエーターと結婚している。
「心の美しい人」と夫を表現している。
そんな表現の仕方に、彼女の素朴で純粋な一面を見る。
ともすれば、生意気な女優と言われた秋吉久美子だが、
物議を呼んだ発言も、素直な気持ちから出た言葉かもしれない。
最近では、日本アカデミー賞助演女優賞を受賞して、
「助演をしたつもりはありません」
と語ったとか。


彼女の白のミニスカートが、キュートで若々しい。
風吹ジュンもキュートだが、大人の女性の可愛らしさが光る。