どんど晴れ


今週も「どんど晴れ」の一週間分の放送を視た。
一週間をまとめて視ると、面白い。
ストーリーの大きな流れも掴みやすい。


さて、「どんど晴れ」とは、
「めでたしめでたし」の意味だそうだ。
民話の締めくくりは、
「めでたしめでたし」
そういえば、「妖怪大戦争」の主役の神木隆之介くんも、
ヒロイン夏美(比嘉愛未)の弟役で出演している。
妖怪大戦争」も土俗と民話の世界があった。
ドラマの舞台になっている岩手県は民話の宝庫。
私は、「遠野物語」を読んだ事がある。
夏美は、加賀美屋の大女将カツノに、
「座敷わらしのような娘」と呼ばれる。
「座敷わらし」の棲む家には、幸せがもたらされる言い伝えがある。
浅倉夏美は、様々な試練を乗り越えて成長する。


婚約者の柾樹役の内田朝陽は、一見ワイルドな感じ。
このドラマでは、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を愛し、
祖母(草笛光子)を慕う優しい青年を好演している。
彼はドラマの中で存在感が増しつつあり、楽しみな俳優。


父親役の大杉漣と母親役の森昌子は、異色のキャスト。
大杉漣は、個性派の俳優のイメージが強い。
それでも、朝ドラに違和感はない。


この「どんど晴れ」は、
伝統を学ぶ心
家族の在りかた
運命的な民話との出会い
を柱に構成されている。


今後このテーマが、ドラマの中でどんな展開をするのか・・・・
来週の土曜も楽しみだ。