どんど晴れ

悪役の仮面

「どんど晴れ」も、加賀見屋の存亡の危機。 そんな加賀見屋を乗っ取る、 ドラマのヒール役を、石原良純が好演している。 石原良純演じる秋山は、善人なれど悪役の仮面を被る男。 秋山がブラインド越しに、チラッと外を覗くところが、 叔父である石原裕次郎の…

若女将誕生

「どんど晴れを視ているんだ。比嘉愛未のファンなんだ。」 と、50代の社長が目を細めて話されていた。 中年の男性も結構「どんど晴れ」を視ているのかもしれない。 女将修行に励む夏美が健気で、好感を持つのではないか。 ヒロイン夏美役の比嘉愛未(ひが…

大女将カツノ逝く

今週の「どんど晴れ」を視る。 加賀見カツノ(草笛光子)に、明治生まれの祖母が重なることがある。 大女将カツノは、夏美(比嘉愛未)の、人生の師でもあった。 厳しくも優しいカツノ。 家業第一の、カツノの考え方は、一見古めかしいかもしれない。 但し、…

涙のひとしずく

木枯らしや おとうと叫ぶ 又三郎 似顔絵に 征樹の涙 ひとしずく 今週の「どんど晴れ」を視て俳句にした。 民話の里、遠野の地に現れた少年。 宮澤賢治の「風の又三郎」そっくり。 強風の中、ひとり夜空を見つめている。 父恋ふる三郎少年。 父が描いた自分の…

苦い思い出

今週の「どんど晴れ」は「柾樹の孤立」 老舗旅館、加賀見屋の経営改革を急ぐ柾樹(内田朝陽) 魚の仕入れのことで、昔堅気の板長と激しく対立する。 柾樹は、加賀見屋の経費削減の為、 無駄な仕入れをしないよう板長に指示するが、 板長は、頑として従わない…

NHKドラマ

「どんど晴れ」と「風林火山」をよく視る。 「どんど晴れ」は、ヒロインの女将修行をする夏美(比嘉愛未)も さることながら、脇を固めるベテランの俳優が魅力的。 大女将のカツノの役の草笛光子、女将の宮本信子。 お坊ちゃまくん、あるいは、名探偵コナン…

どんど晴れ

今週も「どんど晴れ」の一週間分の放送を視た。 一週間をまとめて視ると、面白い。 ストーリーの大きな流れも掴みやすい。 さて、「どんど晴れ」とは、 「めでたしめでたし」の意味だそうだ。 民話の締めくくりは、 「めでたしめでたし」 そういえば、「妖怪…