2007-08-04 涙のひとしずく どんど晴れ 木枯らしや おとうと叫ぶ 又三郎 似顔絵に 征樹の涙 ひとしずく 今週の「どんど晴れ」を視て俳句にした。 民話の里、遠野の地に現れた少年。 宮澤賢治の「風の又三郎」そっくり。 強風の中、ひとり夜空を見つめている。 父恋ふる三郎少年。 父が描いた自分の似顔絵に涙する征樹。 征樹の少し淋しげな肖像画が印象的。 征樹の本当の気持ちが、涙になったのか・・・・ 夏美が、征樹の心の窓を開かせた。