内視鏡検査


本日、大腸の内視鏡検査をした。
今日は、朝の9時から2リットルの下剤を飲む。
昨日、自分で水を入れて、冷蔵庫で冷やした液体。
下剤の効果で、トイレには10回以上お世話になった。
最後の方は、へんな話、便ではなくお小水のようだった。
病院では、まず麻酔の筋肉注射を打たれ、これが痛かった。
「私、注射嫌いなんです」
と言ったら、メガネの看護師さんが、
少し冷たく、
「注射が好きな人はいません」
と答えた。


いよいよ内視鏡となり、
膝を曲げて、胎児のような姿勢になり、
お尻に内視鏡を入れられた。
病室の中は、環境音楽が流れていた。
私も内視鏡は、初体験なので力が入り、
看護師さんに、何度か「力を抜いてください」
と注意された。
「ほら御覧なさい、これがあなたの大腸ですよ」
と検査技師が私に話しかけた。
ふと画面を見ると、意外にも大腸の内側は、ピンク色できれいだった。
自分ながらきれいだな、などと少し余裕もでてきた。
左の大腸の部分にやや赤い腫れがあったが、
悪性ではないということで、無事大腸の内視鏡検査は終了した。
大腸に空気を入れて検査をしたので、
検査の後も、お腹が膨張して、帰りは前屈みで歩いた。
何度か、オナラをして空気が抜けて、
腹部の張りも収まった。
まるで盲腸の手術のようだ。
これで、食事もお酒も飲める。
ただ、酒は少し自制をしなければと、反省している今日でした。