天気晴朗なれど波高し


平成19年9月25日、第91代福田康夫内閣総理大臣が誕生。
福田内閣が船出した。
参議院は、野党民主党が第一党のねじれ国会の舵取りをする福田康夫首相。
官房長官時代の、うふふ笑いでは、済まされない懸案も山積している。
麻生太郎前幹事長は、入閣を固辞。
記者から、福田首相からの入閣要請を問われると、
「問診ぐらいかな」
と笑って答えていた。
安倍晋三前首相に、禅譲に近い形で政権をバトンタッチした、
小泉純一郎元首相は、外野席からの見物か・・・・


いずれにしても、政治空白は許されない。
実務型の福田内閣は、粛々と懸案事項を処理していただきたい。


わたしは石破茂氏に期待したい。
防衛大臣で入閣した石破茂氏は、当選7回のベテランながら、年齢は50歳。
安倍前首相より若い、昭和30年代生まれ。
財務大臣額賀福志郎氏も、経済の更なる建て直しを期待したい。
自民党政務調査会長も経験された、政策通の方。
防衛庁長官時代も、地道に着実に、政策を遂行されていた。
外務大臣高村正彦氏も、大臣経験の豊富な、政策通。
これらベテラン閣僚が、逆転国会を守りぬけるだろうか・・・・・
福田内閣は、名実ともに背水の陣内閣となるか?
まさに、正念場の自由民主党


天気晴朗なれど波高しの、福田丸の船出だ。