夜半、夢を見て起きる。
夢は、二つ。
まず、一番目は、
何故か、中学時代の不良が、営業マンになって、頑張っている。
「俺は営業が好きなんだ」
と彼が笑顔で言う。
ただ、彼の姿は中学生の頃の儘。
なんとなく爽やかな感じがした。


いま一つは、
川を渡ろうとするが、
不安定な木の浮橋。
消防士のような人が始めに、
滑りながらも渡りきる。
私もチャレンジするが、途中で浮橋が流される。
木の浮橋ごと流される私。
そこで、私は木ノ棒を手に持ち岸にいる人に助けを求める。
岸には女性が二人いて、その棒を持ち助けようとしてくれる。
流れが速く、
一人の女性が、
「もうだめかしら・・・・」
と言うのが聞え、
「おい、待てよと」
と私。
しかし、二人の女性が力を合わせて、引っ張ってくれて、
ようやく岸にたどり着くと、
今度は、高い塀に阻まれる。
そのときも、塀の向こうで女性の応援する声に励まされる。
「がんばって」
ようやく、よじ登る私。
応援歌のように流れる、
松山千春の「季節の中で」
なんだか、夢を見た後、ドッと疲れた。
夢でも現実でも、私は女性に励まされ、助けられているのかもしれない。
そんなことを、ふと思った。