本を買う


昨日は、本を三冊購入。
山口百恵著『蒼い時』
多湖輝著『四十過ぎたら「頭が固くなる」はウソ』
寺山修司著 ちくま日本文学『寺山修司


取りあえず三冊並行して読んでいる。
「蒼い時」の書き出しは、
横須賀から始まる。


『横須賀ー
 誰かがこの名前をつぶやいただけで胸をしめつけられるような
 懐かしさを覚える。』


『自分の意識の中での私自身は、あの街にいる。
 あの坂道を駆け、海を見つめ、あの街角を歩いている。
  私の原点は、あの街ー横須賀』


彼女の横須賀への思いが込められた名文だと思う。


『四十過ぎたら「頭が固くなる」はウソ』では、
今より1パーセントだけ、周りに注意を払ってみること。
「頭が不精ではいけない」という文章にハッとした。
最近、少々頭の中が不精になり、凝りがあるような気がしていたからだ。


ちくま日本文学『寺山修司』では、
寺山修司の俳句、


林檎の木ゆさぶりやまず逢いたきとき


が印象深い。
林檎の木は、少年寺山修司の分身か・・・
それとも恋なのか
激しい恋を「ゆさぶりやまず」
と表現したのか・・・・


この三冊の本、刺激的な読書になりそうだ。