陽炎の辻〜2最終回「旅立ち」を見る。
磐音(山本耕史)と奈緒(笛木優子)の、障子越しの会話が切ない。
磐音の別れの言葉に余韻を感じた。
「陽炎の辻で貴女と別れる夢をみたのです」
磐音と前田屋、一人二役を山本耕史が演じるとは、
少々ビックリ。
奈緒は、前田屋に磐音の面影を重ねていたのか・・・
橋の袂でぼんやりと佇むおこん(中越典子)を見つけた磐音。
磐音に気づき、おこんの表情が明るくなる。
恋する下町娘を、中越典子が好演している。
「人は誰かと逢うために生まれてくるのです」
磐音の言葉が印象的だ。