あおい篤姫


今日の朝日新聞の文化欄に「篤姫」を演じた、
宮崎あおいのインタビュー記事が掲載されていた。
宮崎あおいは、
「ここまで役に入りこんだのは初めて」
と、全身全霊で篤姫を演じていたことを、
率直に語っていた。
篤姫宮崎あおいに通じるのは、
けれんみの無い、何事も真っ直ぐに取り組む姿勢ではないか、
そんな印象が両人にはある。
一本道を歩んだ宮崎あおい篤姫


私は、「篤姫」を毎回見ているうちに、
宮崎あおい篤姫となり、
篤姫宮崎あおいになり、
二人の姿が重なり、人格までもが一体になったように思えてしまう、
そんな錯覚?を抱いてしまった。
まさに、篤姫宮崎あおいに憑依(ひょうい)したのではないかと・・・・



また、家定を評して、
「家定(堺雅人)は公の場ではうつけのフリをし、
 私にだけ見せる顔がある。
 それは女性にとってすごく幸せなこと。
 そのギャップにみんなキューンとくるんだろうな」
と話している。
家定役の堺雅人に導かれ篤姫を好演できた、
そんな思いも彼女にはあっただろう。


全力投球した分、虚脱感も今の宮崎あおいにはあるのかもしれない。
また、女優としてだけでなく、妻としての宮崎あおいの存在もある。
来年は、映画や舞台を観て充電する、
そんなことも語っていた。


それにしても、笑顔が可愛いお嬢さん(若奥さん)だな、
新聞の彼女の写真を見て、心底そう思った。